2019年1級建築士試験
- 2019.07.28
- 建築その他

本日は2019年度1級建築士試験である。
僕も5,6年前に試験を受験したが、当時を思い出してみる。
前ブログにもかいている通り、僕は転職を2度している。
新卒で入った構造事務所では、基本9時始業~17時退社であった。
でも、当然帰れるわけでもなく、23~24時退社が普通である会社であった。
院卒で、インターンシップによる実務経験1年免除もあり、
新卒2年目には、一級建築士試験を受けることができた。
そのため、新卒1年目から試験に向けて試験勉強を進めていた。
試験勉強をするため、 23~24時退社後は、家の近くのジョイフル(ファミレス)に通った。
24~27時まで試験勉強を行う毎日を平日は過ごしていた。
大学生が夜更かしして、ファミレスではしゃいでいるのを横目に見ていたが、
いつも葛藤との戦いでもあった。
・同世代の友人は、社会人生活を満喫してる時に自分は・・・
・勉強して無事建築士になれるのだろうか自分は・・・
・新卒で建築の仕事もまだわからないまま勉強して意味があるのだろうか・・・
土曜日は仕事
日曜日は建築士の某学校での講座
今振り返ると、精神的にかなりきていたと思う。
そんなこんなで、翌年試験を受け、総合点1点足りず、無念。。。
試験と同時に転職したため、
8月からは別の構造事務所(学生時代からアルバイトしていた事務所)で勤務。
慣れた環境であったため、すぐ会社に溶け込めた。
同時期に社会人となった先輩と5つ上の先輩と切磋琢磨に仕事・勉強とでき、
構造設計上の悩み・討論等非常に恵まれた環境であった。
同事務所でも、試験前の4月から近所のマクドナルドにて22時~27時まで勉強していた。意外とファストフード店では勉強している人が多い。
中にはニ級建築士の勉強している人もいた。(一級はいなかったが…)
その人には勉強時間で負けないと勝手にライバル視していた。
基本的に勉強は、テキストの重要な部分を押さえ、自分なりにまとめていて、 某資格学校の課題マークシートが何十枚も溜まっていたため、その裏面に分野別に要点をまとめていた。基本、課題は自分のためになるかならないか判断して解いていた。(構造の課題は基本しない→仕事で十分理解できていたため)
現在も、この勉強法が自分にはしっくりきていたため、他の勉強にも活用している。
建築士の勉強は、初めてやらされずに自らを勉強をしたと感じた。
やっぱり好きなことの勉強については頑張れるものだと今でも思う。
さ、構造1級建築士の勉強をしよ!
-
前の記事
建築設計一年目(構造) 2019.07.22
-
次の記事
既存建物への増築について 2019.08.14