建築構造

構造一級建築士講習

先日、構造一級建築士講習を受講した。 受付で受験票を見せ、 講習テキスト、講習会プレゼン資料を受領し、コロナウイルス対応のため、体温チェックされた。 講習は10時からで開催県外の方にも配慮されたものだと思う。   いざ、講習が始まると、 有名な先生方々からDVDで要所の説明をいただいた。 テキスト内の説明がほとんどであり、基本をおさえた内容であった。   修了考査では、計算が主となると思われるが、 […]

フォークリフトの走行時の積載荷重について

  • 2020.03.26

工場の設計ではリフト走行を考慮しておかなければならない。 フォークリフトといっても、カウンター式リフト・リーチ式リフトなど様々なタイプがある。 構造設計をする中では、一般書庫・倉庫等あると床小梁用7800N/㎡が一つ基準となるが、㎡あたり780kg程度となる。(倉庫であれば 床小梁用3900N/㎡ ) しかしながら、2.0t,3.0t程度のカウンター式リフト、それ以上の重量リフト等を利用するとなる […]

露出柱脚について

  • 2020.02.23

近年、柱脚メーカーの技術マンと話す機会があったのでいろいろ聞いてみた。 既製柱脚といったら、「高価」といったところがまず出てくると思う。 実際、構造設計していた時も上司から 「既製柱脚は工場金額が高くなるから使うな」とよく言われていた。 意匠設計者からの要望があった場合のみ使うのが一般的だったような気がする。 在来柱脚と言ったら、柱脚部に生じる軸力・せん断・曲げを出して、 軸力と曲げの関係から中立 […]

支持層の深さについて

  • 2019.12.30

年末の大掃除をする中で、ゴミをトラックで搬送している際に 過去、構造設計したものを見る機会があった。 当時は意匠図を見る中で、設計GL・周辺地盤のレベルを数値で追って確認していた。 構造物横に擁壁がすぐ隣にあり、擁壁(H3.0m)の底盤と杭が干渉する部分があったような覚えがある。 設計GLは構造物地盤レベルで設定されており、当初は直接基礎で行こうと設計していたが、擁壁下部地盤からの安息角(盛土30 […]

杭の設計と納期/費用

杭基礎の選定について最近思うことがあった。 杭の種類は以下の種類がある。 ① 場所打ちコンクリート杭 ②既製杭(PHC,PC等) ③鋼管杭 ④地盤改良杭 ①の場所打ち杭は、鉄筋コンクリート造の高層マンションや鉄骨造の荷重が重い物流倉庫やプラント工場等で採用されることが多い。 ②,③については、鉄筋コンクリート造の中低層マンションや鉄骨造の多層階の建物で採用されることが多い。 ④については、鉄筋コン […]